<背景とニーズ>
ChatGPTを筆頭に生成AIは大きな可能性を見せてくれています。その影響範囲は大きく個人のキャリアのみならず企業の雇用の在り方、ひいては教育の在り方までも変えるインパクトを持っております。
しかし、生成AIの市場トレンドと今後のAI社会を読み解くには技術的な理解に加え、広範囲な状況理解を必要とします。この様な背景を踏まえ、ビジネスリーダーに向けた生成AI市場と未来を2時間で理解できるカリキュラムを作成いたしました。
技術的な話ではないビジネス的な展望を考える為の入門編セミナーとしてスタートいたします。特に、企業における利用にあたっては注意すべきことも多い事から啓蒙を含めた内容になっております。
まずは広く全体を俯瞰して近未来を捉える!
リーダーに求められる知見は「ChatGPT」や「プロンプト」のことでは無く「未来」を想像すること。「ChatGPT」に始まった生成AIトレンド、つまりAIが変えるビジネス環境、労働環境、意識、そして派生するテクノロジーといったビジネス機会全般を教える他にはない内容です。
*以下マップの説明講師/北村によるカリキュラムの背景解説
*上記のマップ説明より
現在の生成AIの市場動向を大きく三段階(Phase/1 市場勃興期 Phase/2 市場導入期 Phase/3 市場普及期)に分けていますので背景や理由を説明させていただきます。
Phase/1 市場勃興期
2022年の各種の生成AI系サービスが始まってから現在のポイントです。まだまだこのステージは続きますが、生成Aiの基盤モデルやAPIといった理解自体にある程度の知識が必要となるステージです。
先端のエンジニアの方々が一生懸命、生成AIと「何か」を組み合わせた新しいサービスを作ってくれたり、新しいプロンプトを発見したりしてくれているチャレンジングなステージです。ここのステージはセンスと技術を持った一部のエンジニアの方々の活躍ステージなのでわれわれ一般人はまだ出番はないので焦らなくていいステージです。
Phase/2 市場導入期
ここからが本番です。生成AIがさまざまなアプリケーションに組み込まれてわれわれの目の前にあわられてくるステージです。一般の人は生成AIを意識せず生成AIを活用する様になるステージです。
現時点でもAPIを使ったサービスなどが出てきておりますが、このステージの口火を切るのはマイクロソフトの製品群だと思っています。日頃使っている、エクセル、パワーポイント、ワード、チームスといった業務用アプリがChatGPTに繋がる事で一気に日常の業務がAIにつながり、成果や機能を多くの方が体験する事で具体的にAI活用が日常に浸透していくステージです。
Phase/3 市場普及期
マイクロソフト製品でAIを理解した大量のホワイトカラーの方々がコアとなり、エンドユーザー向けのサービス認知が進むフェイズです。1年後か?2年後か?この普及期の時期を読むのが難しいですね。
当セミナーで
「知ってほしい事」と「気づいてほしい事」
今回の生成AIブームの仕掛け人はマイクロソフトと言っても過言ではありません。ChatGPTを提供するOpenAI社の49%の株主であり、ChatGPTが動く巨大サーバーをAzureで惜しげもなく提供し、Bingで連携サービスを提供するあのマイクロソフトです。
同社が2018年にサムアルトマン(OpenAI社CEO)と接触して以降、microsoft社が何を考えて、何を準備して、これからどの様なサービスを出してくるのか?彼らのメッセージとプロダクトがこれからのAI社会をリードしていくきっかけを作ると思っています。ここは確実な未来だと思っています。
ちなみに新しい技術は「実現可能性」を問う話と、「普及タイミング」を読む話は分けなければなりません。早すぎてもいけませんし、遅すぎは話になりません。
言い換えれば現在のPhase/1の「市場勃興期」は「実現可能性」について技術者がチャンレンジするステージであり、われわれビジネスマンが考えて準備すべきは「普及タイミング」を読むPhase/2の「市場導入期」となるからです。
マイクロソフト製品を使うユーザー数って軽く3億人を超えると読んでいます。昨年1月のTeamsの月間利用者数だけでも2.7億人以上(*2022年1月時点の公表データ)に使われてて驚きの規模ですよね。
*マイクロソフト製品のユーザー数の発表は行われていませんので推測です。
彼らが一斉に毎日の仕事でAIを使う様になるということを想像してみてください。生成AIの普及のきっかけを作るには十分な数字が動くというこのタイミングを私は最も重要視しています。
このマイクロソフトの戦略的サービスがmicrosoft 365 Copilotです。加えて、このCopilotのAI連動の根幹がmicrosoft Graphという機能です。下の写真がコンセプトマップですが、色々と調べてみて良くできたビジョンとプロダクトにびっくりしました。このあたりを皆さんに知っていただきたいんですね。ちなみにこのmicrosoft 365 Copilotを調べた結果、私は10年以上使ってる現状のGmailからOUTLOOKへ引っ越すことを決めたくらいですw
この3/16に発表されたmicrosoft 365 Copilotはまだリリース時期は明示されていませんが、今年の夏に始まるのかもしれませんし、年内一杯かかるかもしれませんが、確実にくる未来を先取りしておくことが「商売人の鉄則」と考えてこのカリキュラムを用意しました。
この生成AI時代のキラーアプリケーションを知ることで、どこまでの業務が、どんな業務が、誰の作業がAIに取って代わられるのか!?現場の業務の在り方や「社内失業」の中身がわかると思っています。
また第三章の「AIビジネスの未来考察」にあってはChatGPTの生みの親、サムアルトマンが手がける2つのプロジェクトに焦点を当てて未来の動向を検証します。
ではセミナーでお会いしましょう♪
AIビジネスの学校 講師/北村勝利
AIの普及が変える「顧客」「マーケティング」「ビジネス」を体系的に予測!
AIが普及する新時代のマーケティングを体系的に解説するリーダー・経営者・幹部・マーケッター向けセミナー
<全2時間のセミナー構成>
◆第一部 AIとChatGPTのポイントおさらい
〜2022年 の動向整理
◆第二部 マイクロソフトの新提案!新しいAI時代の働き方
〜2023年の動向
◆第三部 サムアルトマンとキープレイヤーの動向からAIの未来を予測する
〜2024年以降の動向
◆第四部 チャット検索が変える「顧客」と「マーケティング」
〜2025年以降の動向
◆第五部 AI活用とビジネス企画
〜参加者自身の環境に置き換えて考える取り組みポイント
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◆第一部 ChatGPTとはなにか
〜2022年 の動向整理
イントロダクション
・世界の10大リスク
・AIの戦争活用でさらなる進化
・2022年は後世に伝わるエポックメイキングな年に
AIのおさらい
・乱立するAI系サービス
・歴史から見るAIと生成AI?
・AI第三次ブームと第四次ブームの違い
・生成AIブームのルーツはTransformer
・自然言語モデルの概念
・大規模基盤モデルの創発現象が起こっている
ChatGPTのおさらい
・ChatGPTとは
・ChatGPT歴史を辿る。誰が何のために作った
・ChatGPTの3つの利用方法 web/アプリ/Bing
・ChatGPTの最新バージョンGPT4
・ChatGPTのこれから
・ChatGPTを活用する2つの技術(HowとWhat)
・AI活用の本質とは<国語力が必要になる
・ChatGPTの強みと弱み
・ChatGPT120%活用のキーはコミュニケーション
・ChatGPT 3つの活用 システム理解編
*ベネッセGPT/AIチャットくん/たべログプラグインをケースに
・ChatGPT APIの仕組み
■第二部 マイクロソフトの新提案!新しいAI時代の働き方
〜2023年 の動向整理
・AIの業務利用はアプリケーションがポイントに!
・ OpenAIとマイクロソフトの連携
・AzureAIのサービスラインナップ
・アンサーエンジンとポータル
・ BingのAI広告は始まっている
・Aiによる検索シェアは50%を超える!?
・Microsoft365 + Copilot とは
・キーとなるマイクロソフト・グラフ
・MSの統合ソリューションのパワー
・SaaSカオスマップ
・そしてGoogle Workspaceの対応は?
■第三部 サムアルトマンとキープレイヤーの動向からAIの未来を予測する
〜2024年以降の動向
・生成AI登場における進化の状況理解
・GAFAMの動向
・セコイアレポートに見る生成AIの種類と進化の状況
・全産業に広がるAI
・生成AIの市場動向
・新しい職業の登場
・米国IT企業で進むリストラクション
・サムアルトマンの行動に見るAIの未来
・ベーシックインカム社会
・AIと人間を区別する認証端末Orbとは
・見えてきたスマートグラスのキラーアプリ
・Amzonの家庭用ロボットが凄い!
・もう一つの近未来<Y2Q問題
・量子コンピューターの国別投資ランキング
・Y2Q問題 カウントダウンタイマー
・戦争が変わる「制情報権」と「制脳権」
<おまけコーナー20~30分>
■実際に演習します。
業界初のChatGPTを双方向音声で利用して学ぶプログラム
・ChatGPTと営業ロールプレイングしてみる
・ChatGPTと疑似恋愛してみる
・ChatGPTにデートプランを作ってもらう
ChatGPTが話題になってよりプロンプトエンジニアリングが注目され、プロンプトなどの技術的なセミナーが多くなっておりますが、当セミナーは経営者や管理職、リーダー向けの市場動向やビジネスの可能性や将来展望にフォーカスした内容となっております。
<サービス内容>
・個人参加ビジネスコース
・毎週火曜日 18時-20時
・受講料1.8万円 → ¥9,800
・お支払い方法 銀行振込(前金)/クレジットカード
・ZOOMウェビナー形式
質問:購入方法の種類を教えてください。
→クレジットカード、コンビニ振り込み、銀行振込を用意しておりますが、コンビニ振り込みと銀行振込は別途プラットフォーム手数料300円を要しますのでご留意ください。
クレジットカードは即日処理ですが、コンビニ振り込みと銀行振り込みはセミナー参加前までの対応をお願いします。
質問:当日時間調整がつかない場合、参加日程の振替はできますか?
→はい。月に3回以上開催しておりますので宜しい別の日程に振り替える事が出来ます。
質問:ZOOMのURLはどこで知るのですか?
→当日の午前中までにメールでお知らせいたします。万が一、当日の午前中までに届かない場合は連絡願いします。
質問:準備するものや作業はありますか?
→当日の午前中までに参加者の皆様に「ご案内メール」を送りますのでそちらで詳細をご案内しております。
質問:何度でも受講できるとはどういう意味ですか?
→もしセミナーの内容が早すぎる、量が多くて把握できない、専門用語がわからない。と思っても大丈夫です。月に3回以上実施しておりますので何度でも受講できます。
質問:アーカイブはありますか?
→定期的に開催していますのでアーカイブの用意はありませんのでぜひ、ライブでのセミナーを体験してChatGPT演習を体験してください。またセミナーの中で説明したサービスや動画は別途リストにして提供しております。
質問:資料は配布されますか?
→資料は配布しませんが、画面キャプチャーは許可しておりますのでご自身のメモ代わりに保存してください。ただし、SNSやブログでの公開はお控えください。
参加日程を記載して送信ください。折り返し「銀行振込(前金)」「コンビニ振込」「クレジットカード」での支払い方法をご案内いたします。
注意*登録されたメールアドレスにリアルタイムに「申し込み確認メール」が届きます。届いていない場合、「迷惑メールフォルダ」に入っているか「メールアドレス記載ミス」ですので二点を確認ください。